THE BLACK MAGES(FFのアレンジバンド)のThe Skies Aboveのレビューは？

今回はゲーム音楽のレビューです。

FF（ファイナルファンタジー）の
ハードロックアレンジバンド、
THE BLACK MAGESのアルバム
「THE BLACK MAGES II The Skies Above」
です。

THE BLACK MAGESシリーズの
2枚めのアルバムになりますが、
前回はリズム隊が打ち込みでしたので、
バンド形態は初になります。

FFのアレンジアルバムは前からありましたけど、発売当時はこーゆーの、初でしたよね？

そうだね、ロック・バンド形態のアレンジアルバム自体は他社のゲームは以前からあったけどね。スクエニでは初だったかもね。

発売当時は結構話題になってたような気がしますね。

今はサガシリーズもロックアレンジが
ありますよね。

ゲームファンは結構聴いてみたかった
アレンジアルバムだったのでは
ないでしょうか。

僕的には、こういうアレンジアルバムが
出て欲しかったんだよなーって
当時そう思ってわくわくしながら
聴いていた覚えがあります。

ということで、
レビューを書いてみます。

THE BLACK MAGES II The Skies Aboveはどんなアルバム？

前アルバムは全曲インストで
バトル曲だけだったのですが、
今回はバトル以外の曲もあります。

ボーカル曲もありますしね。

前アルバムは、曲によっては
オリジナルに近い感じでしたが、
今回はがっつりアレンジされていますね。

かなり雰囲気も変わった曲も
あります。

唯一残念なのが、音質が悪いと
いったところでしょうか？

前アルバムはかなりクリアでしたから。

今回のアルバムは、全体的に
音がこもっている印象があります。

また、リズム隊が打ち込みから
生になったせいか、
かなりコピーしやすいというか、
簡単になっている印象がありますね。

前アルバムはドラムが打ち込み
でしたので、
コピーが大変みたいな感じでしたので。

また、前回のアルバムの選曲が
ものすごく良かった分、
今回、若干、微妙な気もしますね。

逆に良くなったのは、
完全なバンドサウンドに
なったということなのですが。

そういえば、今回、
ラストの曲のみ、オリジナル曲が
収録されていますね。

こちらは必聴ですね。

曲別のレビューや感想は？

では、次に曲別のレビューをしてみます。

The Rocking Grounds (FINAL FANTASY III)

もとは、FF3のバトル曲でしたが、
かなりアレンジされて
重厚な音になっていますね。

重いハードロックって感じですね。

ただ、メロディは何とか
原型をとどめている
アレンジになっていますかね。

まあ、イントロは非常に
かっこいいんですけどね。

Zeromus (FINAL FANTASY IV)

FF4のラスボスの曲です。

FFのラスボスって
プログレ風の曲が
多いですよね。

とはいえ、この曲は
プログレっていうより
ハードロック寄りですね。

あと、原曲よりも
テンポが遅いです。

原曲の方が良いぞって
声もあるかもしれませんね。

Vamo’ Alla Flamenco (FINAL FANTASY IX)

もとはFF9の曲です。

イベント（ミニゲーム？）で
使われた曲ですね。

メロディは原曲に近い感じですね。

原曲はメロディがアコギや
ストリングスやフルートが
使われていましたが、
今回はエレキギターやオルガンが
担っていますね。

原曲がうまくハードロック
アレンジされた曲に
なっていますね。

ちなみにギターソロはアコギに
なっています。

これはこれで良いんじゃないでしょうか。

Hunter’s Chance (FINAL FANTASY IX)

僕はFFシリーズは
10までプレイしましたが、
FF7以降ってあまり
覚えてないんですよね。

たぶん曲を聴き込んでいない
せいもあるのでしょうが、
あまり覚えていなんですよ。

だから、この曲もそうです。

どこで流れる曲だったのかな？

原曲の曲名は
「ハンターチャンス」とのこと。

原曲はオーケストラに
シンセとドラムを混ぜた感じですね。

このアレンジ曲は
メロディはそのままですね。

Otherworld (FINAL FANTASY X)

ラストの方で流れる
バトル曲ですね。

原曲はデスメタルちっくだった
ようなします。

原曲からボーカルがいるように
この曲はボーカル曲ですね。

ボーカルが女性なので、
意見が分かれるところかも
しれません。

Matoya’s Cave (FINAL F FANTASY ANTASY I)

FF1の曲です。

マトーヤの洞窟の曲ですね。

当時、人気の曲だったような
気がします。

僕も好きでしたね。

今回はアコギから始まります。

その後、エレキギターで
メロディを奏でるバンド・サウンドに
なります。

70年代のハードロックを
思わせるような曲になっています。

良アレンジですね。

オルガンソロは、植松伸夫さんが
弾かれているのかな？

かなりセンスの良いソロです。

The Man with the Machine Gun (FINAL FANTASY VIII)

FF8のバトル（ラグナ編）の
曲ですね。

この曲は原曲と大きく
変わっているのが特徴です。

オリジナル曲はダンス
っぽい曲でしたが、
こちらはハードロック色を
強めたアレンジになっています。

なによりテンポが速いのが
良いです。

もとの曲も非常に良かったですが、
このアレンジ曲はなかなか必聴ものです。

Maybe I’m a Lion (FINAL FANTASY VIII)

FF8のラストの方で流れる
バトル曲です。

Battle with the Four Fiends (FINAL FANTASY IV)

FF4の四天王バトルの曲です。

この頃の植松伸夫さんの曲は
聴きやすかったですね。

使える音が限られたせいも
あるのですが。

なにより、SFCになってからの
FFでしたので、
インパクトも凄かったですしね。

原曲はオーケストラ＋
エレキベース＋ハイハット的な
アレンジでしたが、
このアレンジ曲も例によって
ハードロックされています。

原曲を上手く活かした
アレンジかと思いますよ。

FF4はどのバトル曲も
名曲でしたね。

特にFF4は攻略法が
わからないと、
ボス戦も苦労するから、
曲もあいまって緊張感抜群
みたいな感じでしたよね。

The Skies Above (FINAL FANTASY X)

FF10の名曲
「ザナルカンドにて」の
アレンジ曲です。

イントロのピアノは原曲そのまま
ですかね。

ゲームのオープニングの映像が
蘇ってくるようです。

なお、このアレンジ曲は
ボーカル曲となっています。

歌っている方はオペラ歌手だそうで、
オペラチックなメタルって
感じでしょうか。

オペラチックなので、
ボーカルは賛否両論のようです。

僕個人としては、
両アレンジの曲だと思いますけどね。

もとのメロディがすごく良かったせいか
すごくドラマチックに
アレンジをされていると思いますよ。

ソロは、ギターとシンセの
掛け合いになっています。

ソロが終わってからの
展開が非常に良いです。

ラストは泣きのギターソロ、
ピアノソロで終わります。

よくよく聴いてみると、
曲の構成が非常にドラマチックで
秀逸です。

個人的にはこのアルバムの
ベスト3に入りますね。

 Blue Blast – Winning the Rainbow

ラストナンバーは
植松伸夫さんのオリジナル曲です。

ハードロックな8ビートの
インストナンバーです。

格闘家、村浜武洋選手入場テーマ曲とのことです。

非常にアップテンポです。

このアルバムで一番テンポの
速い曲ですね。

メロディはキャッチーで
聴きやすいと思います。

まとめ

ということで、
FFのハードロックアレンジアルバム
THE BLACK MAGES II The Skies Aboveの
レビューについてでした。

気になる方は
下記のサイトのレビューも
参考にしてみてくださいね。

⇒THE BLACK MAGES II~The Skies Above~
　（Amazonのサイト）

最後までお読み頂き
ありがとうございました。

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