LUNA SEAのMOTHERのアルバムCDの画像

MOTHER(LUNA SEA)のレビューを書いてみた!最高傑作や名盤だって!?

                               

ヴィジュアル系といえば、ルナシー。
ルナシーといえば、
MOTHER(マザー)という
最高傑作と 言われるアルバムが
あります。

今回はMOTHERというアルバムの
レビューについて書いてみます。

るる
LUNA SEAといえば、ゆんさんが若かった頃、よくコピーされてましたよね。
ゆん
そうだね。
ROSIERとかTRUE BLUEをやってたかな。
まわりもみんなこぞってコピーしてたよ。
るる
大人気だったんですね!

さて、レビューを書いてみましょうか。

MOTHER(マザー)はどんなアルバム?どんな評価?

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評価点数

  •   総合点数:★★★★★
  •  かっこよさ:★★★★★
  •    完成度:★★★★★
  •  聴きやすさ:★★★★
  • テンポの速さ:★★★★
  •  おすすめ度:★★★★★
アルバムデータ

  • タイトル:MOTHER
  • リリース:1994年10月26日
  •   時間:48分45秒
  •   曲数:10曲
  • レーベル:ユニバーサルミュージック
収録曲

  1. LOVELESS
  2. LOSIER
  3. FACE TO FACE
  4. CIVILIZE
  5. GENESIS OF MIND 〜夢の彼方へ〜
  6. AURORA
  7. IN FUTURE
  8. FAKE
  9. TRUE BLUE
  10. MOTHER

一言で言うと、
非常に完成度の高いアルバムです。

この頃のメンバー全員が20代って
いうのも 驚きですよね。

SUGIZOさん曰く、
「バンドマジックが生まれた」
とのことです。

音楽自体はザ・ヴィジュアルって
感じとはまた違うかもしれません。

というか、この頃はまだ
ヴィジュアル系って言葉自体も
無かったような気がしますね。

まあ、純粋にロックなアルバム
なんですが、普通のロックとは
また違うって感じです。

ヴィジュアル特有のダーク感や
退廃的な雰囲気が漂っています。

とはいえ、初期の荒々しさは
抜けており、歌詞のせいか
より近代的な印象もあります。

なんといっても、聴きやすいのが
特徴的ではないでしょうか。

まあ、カッコいいですからね。

J-Popのロックの一つとして
抑えておくべきでしょう。

また、テンポが非常に速い曲も
多いです。

なんていっても、BPMが200を
超えている曲が多いですからね。

8ビートで200を超えている曲は
当時はあまり無かったように思います。

曲別のレビューや感想は?

では、次に曲別にレビューをしてみます。

LOVE LESS

SUGIZOさん原曲の曲です。

よくライブのオープニングナンバーとして
演奏されている曲でもあります。

ライブではSUGIZOさんが
トリプルネックギターを演奏されています。

るる
トリプルネックって、ネックが3つもあるんですか?
ゆん
そうだよ。
るる
ほほう、重そうで弾くの大変そう。
ネックが3つあるってことはそれぞれ役目が違うんですか?
ゆん
そうだね、相当重いだろうね。
ネックが3つあるのは、フレットレスと12弦と6弦を使い分けてるんだ。
SUGIZOさんの音のこだわりっていうのもあるんだろうね。

とまあ、弾いているフレーズ自体は
シンプルなんですが、
リードの音はディレイがかかっていて
非常に幻想的な音になっていますね。

この曲をコピーするとなると、
この音を再現する方が大変かも
しれません。

INORANさんのギターも
12弦ギターですし、
音作りにおいては
ある意味コピー泣かせの曲ですね。

Jさんが弾くベースラインも
よく動いていて、
非常にかっこいいです。

運指的にはそんなに
難しくないとは思いますが、
どちらかというと、
グルーヴ感を出すのが
大変かもしれませんね。

ドラムはそんなに難しくないかな。

裏打ちハットのパターンもるので、
コピーする場合は、リズム隊は
グルーヴ感をちゃんと出せることが
大事ですね。

ROSIER

Jさん原曲の曲です。

おそらく、この曲で
LUNA SEAはかなり
有名になったのではないかと
思われる曲です。

非常にかっこいい曲で
当時のバンドキッズが
こぞってコピーされていた曲でも
あります。

テンポがなんとBPM205です。

まず、イントロでガツーンと
きますね。

8ビートにしては、テンポが非常に
速いので、スピード感の
インパクトがあるんでしょうね。

ベースはラルクのTETSUYAさんほど
派手なフレーズはありませんが、
地味にかっこいいのです。

縁の下的なかっこよさかな。

初心者のベーシストさんは
ぜひコピーしてみると良いですよ。

FACE TO FACE

INORANさん原曲の曲です。

テンポも遅く、重い曲です。

INORANさんは、この頃
ギターシンセをよく使っていた
印象がありますね。

CIVILIZE

SUGIZOさん原曲の曲です。

テンポが非常に速いですね。

ドラムパートをコピーするのは
なかなか大変そうです。

SUGIZOさんお得意の
ワーミーペダルがふんだんに
使われています。

曲の狂気な感じが上手く
表現されていると思います。

るる
この曲、構成変わってませんか?
ゆん
そうだね。
途中までは普通なんだけど、ギターソロが終わるとサビ・Bメロ・Aメロって戻ってるね。
るる
こんな構成の曲、聴いたことないですよ!
ゆん
まあ、あまりないパターンだよね。
非常にトリッキーな曲だね。

とまあ、現代を皮肉ったような曲ですよね。

まあ、ある意味、LUNA SEAの
狂気なところを表しているのでは
ないでしょうか。

GENESIS OF MIND 〜夢の彼方へ〜

SUGIZOさん原曲の曲です。

8分を超える長い曲ですね。

この曲でもSUGIZOさんは
ライブでトリプルネックのギターを
弾かれています。

RYUICHさんの亡くなった知人への
鎮魂歌だそうです。

なるほど、RYUICHIさんの心の叫び
みたいなものが感じられますよね。

AURORA

SUGIZOさん原曲の曲です。

一転してメジャー調の曲です。

前曲の重い曲を聴いた後に
聴くと、すうっとなりますね。

でも、ここはやはりLUNA SEA。

メジャーな曲なのに、
あまり明るく感じられないのは
不思議な感じです。

IN FUTURE

Jさん原曲の曲です。

歌詞がカタカナ混じりになって
いるのが印象的です。

いわゆる2ビートと呼ばれる
メタルでよく出てくる
疾走感あふれる曲です。

LUNA SEAではよく
出てきますね。

僕も好きなドラムパターンの
一つです。

ですが、ここはLUNA SEA。

疾走感もありますが、
この曲も狂気な感じが
よく出ています。

でも、Jさんの
ソングライティングゆえ
メンバーのアレンジが良いので、
聴きやすいし、かっこいいです。

FAKE

INORANさん原曲の曲です。

INORANさんにしては
珍しくテンポの速い曲です。

BPM200を超えています。

ドラムは大変そうです。

この曲はなんとライブで
演奏されたことがありません。

やはり、再現するのが
難しいからなんでしょうかね。

この曲はINORANさんの
クリーンなギターの音が
非常に印象的です。

なんていうか、
めっちゃ綺麗な音です。

ホント、良い音してますよね。

TRUE BLUE

Jさん原曲の曲です。

コード進行は非常に
シンプルですよね。

テンポは速いですが、
ベーズの初心者さんがコピー
するには最適ではないでしょうか。

Jさんのポップな一面が
よく出ていると思います。

MOTHER

INORANさん原曲の曲です。

アルバムタイトルのナンバーですね。

バラードではありますが、
非常に壮大的な感じがします。

ライブでは数少ない
SUGIZOさんのバイオリンを
弾く姿を拝見できます。

女神で始まり、母で終わる
そんなアルバムでした。

まとめ

ということで、
LUNA SEAのMOTHERの
アルバムのレビューでした。

このアルバムは
RYUICHIさんの神がかっている
声が印象的でしたね。

前作のEDENに比べて
ずいぶん声質が変わったものです。

まあ、このアルバムで
LUNA SEAは完成されたといっても
過言ではないと思います。

まあ、V系でも名盤のひとつですからね。

また、日本のロック史でも
抑えておくべきアルバムの一つでしょう。

いまさら聴いたことはない方は
一度聴いてみるのをおすすめします。

下記のリンクから視聴もできます。

気になる方は
下記のサイトのレビューも
参考にしてみてくださいね。

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最後までお読み頂き
ありがとうございました。

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