今回はLUNA SEA(ルナシー)の
EDEN(エデン)という
アルバムのレビューを書いてみます。
1993年発売のアルバムです。
3枚目のアルバムで、
最高傑作と名高いMOTHERの
前作に当たるアルバムですね。
とはいえ、EDENも今聴いても、
なかなか聴き応えのある
アルバムです。
僕はRejuvenescenceが好きかな。
テンポが速くて、幻想的な曲が良いね!
ということで、
レビューを書いてみます。
EDDENはどんなアルバム?
- 総合点数:★★★★
- かっこよさ:★★★★
- 完成度:★★★★
- 聴きやすさ:★★★★★
- テンポの速さ:★★★★
- おすすめ度:★★★★
- タイトル:EDEN
- リリース:1993年4月20日
- 時間:47分54秒
- 曲数:11曲
- レーベル:ユニバーサルミュージック
- JESUS
- BELIEVE
- Rejuvenescence
- RECALL
- ANUBIS
- LASTLY
- IN MY DREAM (WITH SHIVER)
- STEAL
- LAMENTABLE
- Providence
- STAY
このアルバムは一言でいうと、
ポップなアルバムです。
しかも、曲だけでなく、
音作りもポップな感じです。
全体的にウェットな感じですね。
専門的に言うと、
エフェクターが深くかかっています。
特にギターに関しては
リバーブ、ディレイ、
コーラスの音が特徴的ですね。
また、ギターの歪みの音も
現在とはずいぶん異なっていますね。
MOTHER以降、
ギターの音が一貫性があるのですが、
このアルバムはかなり異質な感じ
かと思います。
また、RYUICHIさんの声も
前作のIMAGEからずいぶん
変わってしまいました。
IMAGEまでは、
DEAD ENDのMORRIEさんに
近い感じでした。
ところがどっこい、
このアルバムでは一転して
透き通った声になっています。
当時、初めて聴いた時に
ボーカルの声って
ここまで変わるんだって
びっくりした覚えがあります。
でも、MOTHERでまた
RYUICHIさんの声が
変わるんですよね。
ここで、RYUICHIさんの
ボーカルが確立されたようです。
今作は変革期みたいな感じ
なんでしょうかね。
さて、ここまでは
音質に関することを書きました。
次は曲調ですかね。
まあ、先程にも書いたように
ポップですね。
明るい曲調もありますし。
前作は退廃的な感じでした。
ですが、今作のEDENは
幻想的で耽美といえますね。
また、非常に聴きやすいです。
ですので、もし、
MOTHER以降しか
聴いたことがない方は
一度聴いてみても良いと
思います。
っていうか、そんな人いないか。
曲別のレビューや感想は?
では、次に曲別のレビューです。
JESUS
Jさん原曲です。
ライブでもよく演奏される曲です。
RYUICHIさんの声から
ドラムだけで始まります。
その後、ギターのリフが
加わります。
Jさんらしいポップな曲です。
LUNA SEAでは、珍しく
Aメロ-サビの構成の曲です。
イントロ、Aメロは
マイナー調なんですが、
サビでメジャーになるので、
非常にポジティブな曲です。
イントロはかっこいいリフといい、
サビは非常にキャッチーだし、
オープニングにふさわしい曲と
いえます。
BELIEVE
SUGIZOさん原曲です。
2ビートの疾走感のある
曲です。
LUNA SEAお得意の曲調です。
SUGIZOさんの曲は
幻想的な曲が多いですよね。
この曲では
バイオリンも使われてますしね。
また、この曲はシングルにも
なっています。
シングルバージョンは
ミックスが異なっているので、
聴き比べても面白いかもしれません。
ちなみに、シングルバージョンは
ギターの音が前に出ているので、
非常に聴きやすくなっています。
逆にアルバムバージョンでは
ギターの音が奥に引っ込んでますね。
僕はシングルバージョンの方が
好きです。
Rejuvenescence
INORANさん原曲です。
ちなみにこの曲名だけ
馴染みのない英単語ですね。
読み方は
「リジュベネッセンス」
とのことです。
意味は若返りです。
実は僕も検索するまで
読み方が分かりませんでした(笑)。
さて、この曲、
INORANさんにしては
珍しくテンポの速い曲です。
この曲もベースラインが
休符を上手く使っていたり、
INRANパートのギターの音が
クリーンのせいか、
非常に幻想的な曲ですね。
ある意味、LUNA SEAならではの
切ない系の曲なので、
僕は非常に好きですね。
RECALL
INORANさん原曲です。
バラード曲ですかね。
非常に優しい雰囲気の曲です。
聴いていて癒やされるような
曲調ですね。
まあ、ある意味、
前作のIMAGEでは
考えられないような曲調と
いえます。
ANUBIS
SUGIZOさん原曲です。
この曲も幻想的ですね。
何より、ドラムパターンが
変わっていますね。
バスドラやスネアが
16分なのが特徴的です。
このパターンが終始続くので、
実際には叩くのは大変そうです。
LASTLY
INORANさん原曲です。
インディーズ時代から
あった曲です。
音作りがこのアルバムに
合わせてありますので、
分かり辛いのですが、
古い曲なので、
LUNA SEA特有の
退廃的のある曲です。
まあ、暗い曲ということです。
でも、サビが非常に良いです。
ギターソロも後半ドラマチックで
良いですね。
このアルバムがIMAGEで
発表されていたら、
また違った雰囲気になっていた
かもしれません。
IN MY DREAM (WITH SHIVER)
Jさん原曲です。
LUNA SEAにしては
超明るくて、
Jさんらしいキャッチーな曲です。
シングルになっただけあって
メロディが良いですよね。
サビは思わず口ずさみたくなる
曲です。
STEAL
Jさん原曲です。
LUNA SEAでは珍しく、
シャッフルの曲です。
LAMENTABLE
INORANさん原曲です。
なんと、前曲のSTEALから
繋がっているような曲です。
ただ、この曲は
8ビートです。
歌詞のテーマが
前曲と違うので、
たまたま繋げたっぽいですね。
個人的にはBメロが好きです。
Providence
SUGIZOさん原曲です。
ワルツの曲ですね。
静かな雰囲気の曲です。
SUGIZOさんが
バイオリンを弾かれています。
バイオリンのフレーズのせいか
若干クラシカルな感じもしますね。
STAY
Jさん原曲です。
この曲はポップでキャッチーな
アップテンポの曲です。
WISH系の曲というと
わかりやすいかな。
こっちはもっとテンポが
遅く感じられますけどね。
このアルバムでは
Jさんはメジャー調な曲が
多いですよね。
例によって、
この曲もポジティブな曲です。
この頃のJさんの曲は
Bメロがサビ的な展開になる
曲も多いです。
その分、サビで若干落としている感じ。
ROSIERやTRUE BLUEも
そうですよね。
ある意味、珍しい構成といえます。
まとめ
ということで、
LUNA SEAのEDENの
レビューについてでした。
もし、このアルバムを
聴いたことがない方は
一度聴いてみると良いでしょう。
下記のリンクから視聴できます。
気になる方は
下記のサイトのレビューも
参考にしてみてくださいね。
⇒LUNA SEA EDEN(オリジナル版)
(Amazonのサイト)
⇒LUNA SEA EDEN(DVD付)(リマスター盤)
(Amazonのサイト)
最後までお読み頂き
ありがとうございました。
他のアルバムのレビュー記事
スポンサーリンク